庭師・岩城亘太郎の仕事

日本を代表する名庭園を数多く遺し、その岩城芸術の集大成となったのが、
この鳳琳カントリー倶楽部でした。

京都出身の岩城亘太郎は、1916年、明治〜大正期の名庭園を数多く手がけた、近代を代表する名庭師・七代目小川治兵衛の甥。岩城は18歳で小川治兵衛が率いる植治に入門。
植治で修行後、1930年、植治の関東の仕事すべてを引き受けて上京。1939年に独立、岩城造園を設立。
1971年、勲五等瑞宝章受章、公共の庭園をはじめ、美術館やホテルなど、日本を代表する名庭園を数多く遺し、その岩城芸術の集大成となったのが、この鳳琳カントリー倶楽部でした。

その他の岩城亘太郎が手掛けた庭園
  • 迎賓館赤坂離宮和風別館庭園
  • 伊勢神宮/茶室庭園
  • 古峯神社/古峯園
  • 箱根美術館/茶庭
  • 大松美術館/庭園
  • 岡田美術館/開花亭庭園
  • 東京美術倶楽部/庭園
  • ホテルオークラ神戸/日本庭園
  • ホテルニューオータニ/日本庭園
  • デュッセルドルフ日本庭園
  • 平櫛田中邸(現小平市平櫛田中彫刻美術館)中庭
  • 西山荘(西山御殿跡)