「日本の文化に根ざした、日本のゴルフコースはいかにあるべきか」
日本の伝統美を通じ、数々の思索を重ね、
四季の詩情を織り上げた鳳琳八景とも呼ばれるグリーンが誕生しました。
鳳琳カントリー倶楽部の歴史
「日本のゴルフを考える」
鳳琳カントリー倶楽部は、欧米で生まれたゴルフの日本における理想形を追求して生まれました。
そのグランド・コンセプトは、”ほんもののクラブライフ” を求める人々の情熱に応えるために。”ゆとり” と ”精神の遊び” というテーマをベースに、「日本の文化に根ざした、日本のゴルフコースはいかにあるべきか」という思索を重ね、18ホールを日本庭園の中に作るという「庭園思想」にたどり着きました。
この大胆なテーマをもとに、3年の月日と、50数カ所の用地選定を経て、1989年9月24日、千葉県市原市に開場。
日本の伝統美と四季の詩情を織り上げた庭園美を伝える「日本のゴルフ」を具現化した比類のなきグリーンが誕生しました。
鳳琳八景とも称される回廊式の日本庭園を彷彿とさせる豊かな景観美は、日本庭園の巨匠にして“不世出の庭師” 故・岩城亘太郎氏。当倶楽部は、迎賓館の赤坂離宮和風別館庭園や伊勢神宮の茶室庭園などを手掛けた氏の最後の遺作でもあります。
コースの監修を行ったのは、日本のプロゴルファーの ”ビッグ3” と呼ばれ、世界の名門ゴルフコースに精通し、日本各地の数多くの名ゴルフコースを設計している杉本英世プロ。優美な日本庭園を思わせるコースはフラットで、ゆったりとした造作を目指しました。
そして日本の伝統美を伝える数寄屋風造作のクラブハウスは日本画家・加山又造氏がインテリアを監修。ロビーを睥睨する壁面には加山又造作品のタペストリーや彫刻などが並び、日常の時間や空間から開放され、日本美の中で精神を解き放ち、ゆとりを持って過ごしていただける空間が完成しました。
鳳琳の由来

それは、人生の王道を歩む人に捧げるという意味が込められています。
なお、鳳琳カントリークラブの ”琳” は、加山又造氏に多大な影響をもたらした琳派の源流である尾形光琳先生にちなむ文字であり、
当ゴルフ倶楽部が日本美を追求する由縁でもあります。